Chapitre.22 - 関係代名詞 (2) Pronom Rélatif 2.

1. Il est trop féroce pour prendre un repas dans le parc des rôdeurs habitent.
浮浪者たちが棲んでいるその公園ではあまりにも殺伐としていて食事がとれない。
2. La mémoire des jours je passais avec elle ne renaîtra jamais.
僕が彼女と一緒に過ごした日々の記憶はもう二度とは蘇ることはないだろう。
3. Malgré la mauvaise condition il porte sur le dos, il défie de nouvelles choses l'un après l'autre.
恵まれない状態を背負っているにもかかわらず、彼は次々と新しいことに挑戦している。

◆関係代名詞と関係副詞の働きを兼ねる où

 関係代名詞 où は、関係詞節の先行詞として場所・時間・状態を表す名詞を適用する関係代名詞で、場所を表す前
置詞を含みこんだ関係副詞としても機能します。

 関係副詞というのは英語の授業でも学習されたことと思いますが、場所などを示す前置詞が関係詞節の末尾に置かれ
たときに、見た目や語調の悪さから前置詞を関係代名詞の直前に移動させることによって、前置詞と関係代名詞を融合
させて副詞的に扱おうとする文法規則のことでしたね。

 これについては、英語では in which / on which / at which → where, when のように形自体が変化しますが、
この où は前置詞との融合による形の変化はありません。次の項で解説する dont は英語の関係副詞のように、前置
詞と関係代名詞の融合により形が変化したものだと言えます。

 仏語の関係代名詞 où は、英語で場所を示す関係副詞 where と時間を示す関係副詞 when の両方の働きを兼ね備
えています。例文1.では場所を示す関係代名詞、例文2.では時間を示す関係代名詞として機能していますから、その点
に注目しながら理解を深めていくことにしましょう。

 関係代名詞の章では、しつこいようですがそれぞれの例文の関係詞句における先行詞と関係詞節との修飾関係を図式
化して確認する作業を通して例文の理解を深めてもらえたらと思います。

 まずは例文1.の方から。この例文の関係詞句(先行詞と関係詞節とで構成される一かたまり)は、
le parc où des rôdeurs habitent
 ですね。où が関係代名詞ですから、先行詞はそれ以前にある le parc ということになります。それを踏まえて関
係詞句を含めた文全体の修飾関係を図式化すると、

Il est trop féroce pour prendre un repas dans
le parc où des rôdeurs habitent
↑_____|
残りの文要素 関係詞句(先行詞+関係詞節)
 このようになります。
 ちなみに、口語ではなく文語であるとか、書き言葉であるとかいった文体では、où 節中の動詞が habiter のよう
な自動詞であった場合、主語に先行して倒置形のような状態を作ることがあります。倒置形といっても、文法的にト
レ・デュニオン(-)で結んだりするのではなく、語調や響きなどが考慮された上で感覚的に倒置される程度のもので
すけどね。
le parc où habitent des rôdeurs
 このような言い回しも文法間違いにはならないということだけ知っておいてください。

 

 続いて例文2.です。この例文の関係詞句だけを抜き出すと、
les jours où je passer avec elle
 になるのはおわかりですね。文頭の la mémoire は確かに意味の上では関係詞句と密接な関係を持ってはいますが、
où 節と文法的には離れた位置にあることになるので、関係詞句だけをとる場合これは除外して考えるのが妥当です。
 関係詞句の先行詞は où の前にある les jours ということになるので、先程のように修飾関係を図式化すると、
La mémoire de
les jours où je passais avec elle
↑________|
ne renaîtra jamais.
残りの文要素(前半) 関係詞句(先行詞+関係詞節) 残りの文要素(後半)
 残りの文要素の前半部分に分類される所有を示す前置詞 de と関係詞句の先行詞に含まれる定冠詞 les が縮約を起
こすことによって des となりますが、ここでは分かりやすいように一旦 de と les に還元してみました。

 ここで、関係代名詞 où を用いるにあたって、一つ注意すべき決まりがあります。
 それは、「先行詞の冠詞が定冠詞(le/la/les)ではなく不定冠詞(un/une/des)である場合、où は使えず代わり
として que を使う」というものです。つまり、例文の関係詞句を少しアレンジして、「私が彼女と過ごした“とある
一日”」と言おうとする場合、
un jour où j'ai passé avec elle
 と表現することはできず、
un jour que j'ai passé avec elle
 のように où に代わって que が用いられます。

 

 それでは最後に例文3.。これは英語にはない用法で、où は状況・状態を示す語句を先行詞としてとることもできま
す。例によって関係詞句だけを抜き出すと、
la mauvaise condition où il porte sur le dos
 で、先行詞は où の前にある la mauvaise condition ということになります。先行詞・関係詞節・その他の文要
素の修飾関係は下図のようになります。
Malgré
la mauvaise condition où il porte sur le dos
↑________|
, il défie de nouvelles choses l'un après l'autre.
残りの
文要素
(前半)
関係詞句(先行詞+関係詞節) 残りの文要素
(後半)
 例文の対訳が関係代名詞らしくない感じになっていますが、関係代名詞らしい訳し方をすると「彼が背負っている恵
まれない状態にもかかわらず」となり、多少円滑さが薄れた訳になるので、この例文では関係代名詞は形だけのものと
いうことにしておいてください。
 むろん最初は先述のような直訳から始めることが大切ですが、最終的に言いたいことを過不足なく伝えるために必要
になってくるのは自然な訳ができる力かと思いますので^^;

 

 例文のような用法以外にも、いくつか où を用いた構文がありますので、最後にそれらを紹介しておきます。

◆……するのは〜〜のときだ
……, c'est quand 〜〜(または où ……, c'est de+(不定詞))
on vraiment comprend la valeur de l'argent, c'est d'être obligé de se gêner.
本当に金のありがたみが分かるようになるのは、切り詰めた生活を余儀なくされたときである。
* où で始まる関係詞節中の主語と同じ主語についていう場合は c'est de+(不定詞) の形を、
  異なる主語についていう場合は c'est quand 〜〜 の形をそれぞれとります。

* また、過去のことについていう場合は、où で始まる関係詞節中の動詞に文全体のすべての動詞の
  時制を一致させる必要があります。
複合過去の場合 où ……, ç'a été quand (de+不定詞) 〜〜
半過去の場合   où ……, c'était quand (de+不定詞) 〜〜
単純過去の場合 où ……, ce fut quand (de+不定詞) 〜〜
* 上の例文は未来についてのニュアンスも多少含まれているので、未来形で表すことも可能です。
【近接未来の場合】
Où on va vraiment comprendre la veleur de l'argent,
ça va être d'être obligé de se gêner.

【単純未来の場合】
Où on vraiment comprendra la veleur de l'argent,
ça sera d'être obligé de se gêner.
◆どこで(どこで,どこに)……しても(しようとも)、〜〜
où que ……, 〜〜
Où qu'un réunion à vendre des fanzines sur place ait lieu,
il y accourt sans regarder aux frais de trafic.
どこで同人誌即売会が開かれようとも、彼は交通費を出し惜しむことなく飛んでいく。
* où 節中の動詞は接続法をとります。
◆〜〜の場所(場合)には
là où 〜〜
On offre des griffonages de calomnie ou des immondes au lieu de fleurs
là où il est décédé d'un accident.

彼が事故で命を落とした一角には、花ではなく中傷の落書きやゴミ屑といったものが捧げられている。
Il avait la berlue qu'il fallait casser son ordinateur tout de suite avec un marteau
là où il attrape un virus informatique.

彼はコンピュータがウイルスに感染してしまった場合には
直ちにハンマーで叩き壊さなければならないと勘違いしていた。

 

 D'autres expressions もっと例文!


1. Tous mes amis dont les lobules des oreilles pendent sont dans la dèche, je ne sais pourquoi.
耳たぶの垂れ下がった私の友人は皆なぜかお金に困っている。
2. On dit qu'il y a tout au moins trois hommes dont on est voisin parmi l'univers.
世界中の人々の中には自分に似ている人間が少なくとも3人はいるらしい。
3. Le seul changement de son amie dont il se soit aperçu fut la grosseur de la poitrine.
彼が気付いたガールフレンドの変化は胸の大きさだけだった。

◆前置詞 de を含みこんだ関係代名詞 dont

 関係代名詞 dont は、de を含む動詞句の間接目的語や形容詞句の目的補語を先行詞とする関係詞節を作ったり、前
置詞 de のもつ所有の意味を含んだ関係副詞として機能したりする関係代名詞です。
 dont が作る関係代名詞構文は qui や que などの構文と比べると仕組みが複雑なので、段階に分けてゆっくりと説
明していくことにします。

 まずは例文1.。
 dont の正体も定かでないのに漠然としか例文を見詰められないという人のために、少し切り口を変えて今回は対訳
の方を先に確認します。「耳たぶの垂れ下がった私の友人は皆」という部分から関係詞句的なにおいがしますね。では
この関係詞句における先行詞は何でしょうか?
 答えは「私の友人(は皆)」を示す tous mes amis です。dont が関係代名詞だということはわかっているはずな
ので、それより前の部分から先行詞を導き出そうとしてこの答えに辿り着いた人も正解です。

 それでは次に、「耳たぶの垂れ下がった私の友人は皆」という関係詞句はどこで終わっているでしょうか。考えてみ
てください。
 pendent(pendreの3人称複数現在形)と sont という2つの動詞が連続しているあたりが怪しいという疑りをかけ
られれば上出来です。正解は、この連続した2つの動詞の間、すなわち関係節を示すかたまりは pendent までです。
 この関係節を図式化してみると、
Tous mes amis dont les lobules des oreilles pendent
↑__________|
 このように表すことができます。文全体で、これが一かたまりの主語と見なされます。
 というところまでは que などの関係代名詞と同じですが、果たして dont とは何者なのか、それがまだ明らかにな
っていませんね。

 dont が何者であるかを完全に理解するためには、前置詞 de の働きを強く意識しておかなければなりません。
 前置詞 de には「原因(〜によって)」「起点(〜から)」「手段(〜によって)」「所有(〜の)」など、多彩な
働きがあります。例文1.では、前置詞 de の働きのうち、「所有」の意味合いを示すために関係代名詞 dont が使われ
ています。
 例文に示された関係節を、一旦 les lobules des oreilles(耳たぶ)で始まる普通の文に書き換えてみます。この
とき、限定語として付与される tous は邪魔者になってしまうのでこれも除外しておきます。
les lobules des oreilles de mes amis pendent
 見た目にもごくごく普通の文章で、和訳としては「私の友人たち(のうち何人か)は耳たぶが垂れ下がっている」と
なります。例文は、この文章の中の mes amis を強調する関係代名詞構文になっているので、これを先行詞として、
Mes amis que les lobules des oreilles de pendent
↑__________|
 という形の que を用いた関係詞句を作ることができます。
 しかし、所有の働きをする前置詞 de がまだビル火災で燃え盛る火の中救助の順番を待つ被災者のように取り残され
ています。しかも、動詞 pendent の直前で取り残された状態なので、語調までもが不安定になります。
 qui などの関係代名詞では、関係節の末尾に前置詞が置かれる場合、語調や見た目の問題から関係代名詞の前に前置
詞が移動するという規則がありましたね。これが dont の場合においても適用され、
Mes amis de que les lobules des oreilles pendent
↑__________|
 という状態になります(正文法では de que というのは用いられない表現で、本来は後で説明する desquelles と
いう形が正確です)。このうち前置詞+関係代名詞という構成になる de que が「前置詞 de を含みこんだ関係代名
詞」である dont に置き換わります。あとは「皆」を示す限定語 tous を先行詞 mes amis に付加すれば、例文と同
じ形になりますね。

 dont の正体がだんだんと明らかになってきたと思います。強調したい語句が先行詞として関係代名詞 qui や que
の前に置かれた際に、置き去りになった前置詞 de が関係代名詞の直前に移動し、それぞれの関係代名詞と融合した
結果生まれるのがこの dont なのです。そう考えると、dont 誕生の裏側に壮絶なドラマを感じませんか?(大袈裟)

 

 ...。

 (かなりの重圧感をもった沈黙)

 ...。

 

 馬鹿なことを言っていても仕方ありませんので(^^;)、例文2.と3.の解説に移ります。これらは例文1.に比べると
比較的理解しやすいと思いますので、まとめて解説します。
 まず、例文2.と3.の関係節から、それぞれの先行詞と関係詞節を抽出すると、
trois hommes dont on est voisin
↑_______|
Le seul changement de son amie dont il se soit aperçu
↑________________|
 となります。これらをそれぞれ、dont で示される関係詞節の中の主語(例文2.は on、例文3.は il)で書き始めて
みましょう。以下のような文章を頭の中で作ることができればOKです。

On est voisin de trois hommes

Il s'est aperçu du seul changement (de son amie)
 例文2.と3.では、これらの文章を構成する語句のうち前置詞 de に先行されるものを強調する関係代名詞構文を作
ることが目的となっているので、前置詞 de に先行される語句を関係詞節の先行詞として、
trois hommes qu'on est voisin de
↑_______|
Le seul changement de son amie qu'il se soit aperçu de
↑________________|
 というように、ひとまず que を用いた関係代名詞構文を形成します。ここでまたもや、関係詞節の末尾に前置詞
de が取り残されている状態ができてしまっているので、前置詞 de が関係代名詞 que の前に移動することにより
de que が融合し、ここでの主役すなわちスターである dont に化けるというわけですね。

 

 D'autres expressions もっと例文!


Il a été trahi par son ami de cœur sur lequel il comptait beaucoup.
彼はとても頼りにしていた親友に裏切られてしまった。

◆前置詞とともに用いられる関係代名詞 lequel

 関係代名詞の章のラストを飾るのは、直前に必ず前置詞を伴って用いられる lequel です。
 あれ、lequel って確かどこかで聞いたような気がするぞ? と直感したアナタ。相当のもえふつファンですね(何
 実はこの lequel、過去に一度本コンテンツでその姿を晒しています。第15章「疑問形容詞と疑問代名詞」の章で、
“選択を問う疑問代名詞”として紹介しましたね。
 ここでは、lequel のもつもう一つの働きである関係代名詞に即して説明したいと思います。

 例文を見てみましょう。関係代名詞というぐらいなのだから、関係詞句が文中から抜き出せて、先行詞もあり、関係
詞節もあるはずです。まずは関係詞句を例文の中から抜き出してみると、
son ami de coeur sur lequel il comptait beaucoup
 がこれにあたります。lequel が関係代名詞なので、それ以前から先行詞となり得る名詞を探してみます。名詞(句)
は2つあり、それぞれ son ami と coeur ですが、この場合の先行詞は厳密に言えば son ami の方です。厳密に言わ
なければ son ami de coeur(心の友、すなわち親友)を一かたまりの先行詞ととることもできますが、文法に即して
解説したいのでここでは son ami のみが先行詞だと考えてください。

 例によって、修飾関係を図式化してみます。
Il a été trahi par
son ami de cœur sur lequel il comptait beaucoup.
↑________________|
残りの文要素 関係詞句(先行詞+関係詞節)
 このように表すことができればOK。
 ですが、ここで一つ疑問点が浮上します。lequel の直前にぽつんと置かれている前置詞 sur は一体何者なのでし
ょうか。

 compter という動詞を辞書で引いてみてください。対訳と照らし合わせてみると、この compter が変化した形で
ある comptait が単独で「頼りにしていた」という意味を持っていそうな気がしますが、実はこの compter 単独で
は「〜を頼りにする」という意味は表せないのです。

 辞書にも掲載されている通り、compter は compter sur 〜 という熟語動詞として扱われることによって、初めて
「〜を頼りにする」という意味を持ちます。つまり、compter は前置詞を介せず直接目的語をとる場合に「〜を数え
る」という意味になり、前置詞 sur を介して間接目的語をとる場合に「〜を頼りにする」という意味をとるようにな
ります。

 となると、元来この関係詞句は
son ami de cœur qu'il comptait sur beaucoup
 のように que を用いても表すことができたはずです。しかし、これまで繰り返し解説してきたように、関係詞節の
末尾が前置詞で終わっていると(この場合、ラストにあるのは beaucoup ですが、副詞は文法のうえでは関係詞節の
末尾にあっても問題はありませんから、あってもなくても変わりはないということになります)語調や見た目の性質上
円滑さが生じないので、文法規則に従い前置詞 sur が que の前に移動するわけです。

 が、前置詞+que という形は現用の文法では使われないので、代わりの関係代名詞となる lequel に置き換えてやる
必要があります。その結果、例文のような構成が完成します。

 

 そういえば疑問代名詞としてこの lequel を扱ったとき、lequel 自身が文法上の性・数に応じて男性複数形なら
lesquels、女性単数形なら laquelle、女性複数形なら lesquelles と形を変化させたり、前置詞 à や de と
融合してそれぞれ auquel, auxquels, auxquelles、dequel, desquels, desquelles というような縮約形を作った
りするということを説明しましたが、関係代名詞の用法においてもこの規則は守らなければいけません。
 ただし、de + lequel の形をとる構文についてはしばしば dont で置き換えられます。dont 節の先行詞の直前に更
に前置詞が存在するような場合は dont の代わりに de + lequel の形が用いられます ⇒「もっと例文!」5つ目参照
 上の例文で、彼を裏切った親友が男性(または男女含め)複数人だった場合、son ami は ses amis となり、それに
応じて関係代名詞は lesquels となります。同じく一人の女性だった場合それぞれ先行詞は son amie、関係代名詞は
laquelle となり、複数人の女性だった場合それぞれ先行詞が ses amies、関係代名詞が lesquelles と形を変えま
す。念の為、関係詞句のみ抜き出した形で必要な部分のみ変化させたものを書いておきます。
男性(または男女)複数人: ses amis de cœur sur lesquels comptait beaucoup
一人の女性: son amie de cœur sur laquelle comptait beaucoup
複数の女性: ses amies de cœur sur lesquelles comptait beaucoup

 

 D'autres expressions もっと例文!




◆場所・時間・状態がらみの名詞を先行詞にとる関係代名詞(関係副詞) où を使うときの注意点は

 だよ。

◆関係代名詞 dont は、基本的には前置詞の de とそれぞれの関係代名詞がくっついてできたものだと考
 えてね。

 前置詞 de はもともと関係詞節の最後にぽつんと置かれてたものだけど、それが文章を読み書きする上で
 ものすごく気持ちの悪い存在になるから関係代名詞の前に出るんだよ。確か、英語でもこういう風に習っ
 ているはずだよね。学校で習った英文法なんてぜんっぜん覚えてない、っていうひとには申し訳ないけど
 ・・・^^;

 お兄ちゃんもつねづね言ってるけど、英文法の知識があるとフランス文法っていうのはとっても理解がし
 やすくなるらしいから、関係代名詞について忘れちゃったっていうひとはもう一度英文法書で確認してみ
 てからこの章の解説を読み返してみるのも手だよ。

◆関係代名詞 lequel については、15章で解説した疑問代名詞の用法と同じように先行詞の文法上の性・
 数を受けて形が変化したり、前置詞の à や de に先行されたときにはそれらと結び付いて縮約形を作っ
 たりするところに注意してね。

 de と lequel が結び付いた duquel, de laquelle, desquels, desquelles は先行詞の直前に前置
 詞が置かれてないとき(先行詞が動詞の直接目的語か、または属詞になってるとき)には dont で置き
 かえられる(寧ろ dont の方を使う)けど、先行詞の直前に前置詞が置かれてるとき(先行詞が動詞の
 間接目的語、または状況補語になっているとき)には dont の方が使えなくなって、その代わりにさっ
 き言った de+lequel の形が使われるんだよ。
<<<もどる